発行NO:報告2011年6月1日
発行:2011年6月1日
1、会社概要及び対象範囲
(1)事業所及び代表者氏名
事業所名 :小田原倉庫運輸株式会社      代表者氏名 : 小野 高(代表取締役)
(2)所在地 :本社事業所 〒250-0861 神奈川県小田原市桑原57番地
大井倉庫  〒258-0019 神奈川県足柄上郡大井町金子字445-5
木工倉庫 〒250-0861 神奈川県小田原市桑原57
*大井倉庫並びに木工倉庫は無人の為適用除外。
(3)環境管理責任者  :栗原 良一
連絡先 TEL0465-36-5211  FAX0465-36-5207
(4)事業概略
倉庫事業:製品の荷受、保管、出荷、荷役および情報処理業務
製品運搬業務: 製品の搬出運搬、検品及び荷役業務全般
(5)事業規模(2013年5月現在)
従業員数   : 8名 資本金 3,000万円
保管スペース  :本社倉庫   9,290 ㎡
:大井倉庫 3,490 ㎡
:木工倉庫 757 ㎡
項 目 CO2総排出量 電力使用量 ガソリン使量 軽油使用量 廃棄物排出量 クレーム発し件数 水使用量 LPG使用量
2009年度 297,058 625,596 212 22,807 245 62 6 79
2010年度 347,393 661,350 76 26,871 237 49 6 76
*CO2換算係数 電気 0.418kg-CO2/Kwh 軽油 0.0687kg-CO2/MJ LPG0.0598(kg-CO2/MJ)
小田原倉庫運輸株式会社は地球と人類全体の課題として、持続可能
な地球環境保全の為、事業活動を通じて環境への配慮と、社会との
調和・共生を大切にした経営に努めます。


当社の主事業である倉庫・運輸業は、資源・エネルギーを消費し、廃棄物を
排出しています、私達は、この事実を真摯に認識し、地球環境への充分な
配慮と資源の保護、並びに汚染の予防に取りこれらを達成する為に、環境
マネジメントシステムを構築し、目的・目標を定め定期的に見直すことにより継続
的な改善に努めて行きます。
また当社に関連する関連法規は遵守致します。

 
1.技術的・経済的に可能な範囲で、事業活動上で自主的環境基準を設定し、
  継続的に環境レベル向上に努めます。

2.排出する二酸化炭素量の削減を目指します。
3.排出する、廃棄物量を削減し、影響を及ぼせる範囲の中で継続的な管理
  をします。
4.当社が使用する水及び排水は可能な限り管理し、継続的な環境目標の運
  用を致します。
5.CSRの一環として物流品質に関する活動も継続して努めます。
6.省資源・省エネルギーの推進に努めます。
7.環境に配慮した資材またサービスの購入を推進し、廃棄物の排出抑制及び
   定期的な処理処分に努めます。

  この環境方針は一般に公開する               
  
平成23年 6月 1日
                                          小田原倉庫運輸株式会社
                        
                                                            


 3.前年度の環境目標とその実績
  2010年度
 NO 環境目標 実     績
1 電気使用量の削減 625,538kwh           2009年6月より業務の
一部変更があり使用量が増えた。
2 軽油燃費の向上 2009年度の実績から新たに毎年1%の削減とする。
3 ガソリン使用量の削減 2008年~2009年にかけて売却する事により台数を減らす。
4 プロパンガス使用量の削減 毎年同じ容量ですが、活動はしているので維持管理に近い。
5 廃棄物排出量の削減 毎年1%の削減目標を達成できている
6 水使用量の削減 トイレ・手洗いは井戸水対応で有るが将来水道に切り替える計画
7 クレーム発生件数の削減 2009年6月~業務一部変更によるクレーム発生は69件となる。
8 グリーン購入の推進 グリーン購入率100%の維持

4.前年度の主要な環境活動計画(具体的取組内容)及びその実績、評価結果
  2010年度
NO 活動計画/施策 実績 評価結果  
達成○
未達成×
1 電気使用量の削減 ①無人室の消灯          ②空調機等の撤廃 2009年度625,538kwh
2010年度661,350kwh
×
2 軽油燃費の向上 ①各車両日報による日々管理
②80km以上の走行禁止
2009年度燃 3.98km/1ℓ  
2010年度燃費4.05km
/
3 ガソリン使用量の削減 ①載らない車両の廃棄
②行先ルートの下調べ
2009年度212.7ℓ
2010年度76リッル
4 プロパンガス使用量
の削減
①まとめ湯沸しの励行
②吹きこぼし厳禁
2009年度79kg
2010年度79kg
5 廃棄物排出量の削減  ①廃棄物分別の徹底
②過剰包装禁止の提案
2009年度245kg
2010年度237kg
6 水使用量の削減 ①トイレ、手洗いは井戸水の使用 維持管理対象
7 クレーム発生件数
の削減
①声だし検品
②5S活動の徹底
③責任者庫内巡回指導
2009年度69件
2010年度49件
8 グリーン購入の推進 グリーン購入率100%の維持

5.今年度の環境目標と活動計画 (施策)
  2011年度
NO 環境目標 活動計画  -具体的施策-
1 電気使用量の削減 基本的には7項目前年度より1%の削減
①無人室の消灯の徹底
②未使用の空調機撤去
2 軽油燃費の向上 ①日報による日々管理     
②タコウラフ点検による責任者
チェック
3 ガソリン使用量の削減 不要車両の点検
タコグラフ点検による責任者チェッ
4 プロパンガス使用量の削減 ①まとめ湯沸し吹きこぼしの監視強化
5 廃棄物排出量の削減 ①分別作業の徹底
②過剰包装の撤廃提案
6 水使用量の削減 ①水道管の交換
②使用時には井戸水と分離使用する。
7 クレーム発生件数の削減 ①声だし検品
②5S活動の徹底③巡回点検の徹底

6.主な環境活動のご紹介
  6-1  毎月の安全会議の実施
      一般従業員を対象に毎月(第一木曜日NIea21事務局が幹事となり、当月の情報から
       教育を含めたことを実施する。
       またその上部階層の責任者を対象としての環境会議は「環品会」として不定期ながら
       年間4回を目処に環境管理責任者主催として実施する。
  6-2  超冷凍庫の撤廃 2011年3月
        弊社北側倉庫内にあった、超冷凍庫(マイナス15度)の冷凍室(約30坪)を契約外と
         してまた電気量の削減としてお客様への提案として、別に集約することを勧め、撤収
        工事を実施した、2011年度はこの効果によってどの程度の削減が出来たかを検証する。
  6-3  酒匂川水系保全協議会の毎年の清掃に参加
        2011年5月23日近隣事業者もしくは生活廃水者として近隣住民が一体となり川岸の
         清掃を実施する、毎年効果があり、今年もゴミの回収が少なく廃棄収集ビニールが大量に
            余ってきた。
  6-4 防災訓練の実施・・・毎年1月5月10月を目処に業務の進捗を見ながら年3回の
      防災訓練を計画するが、2011年3月11日の東関東地震により5月の計画を7月に
      変則計画としている。

7・環境関連法規制への違反、訴訟等の有無
NO 該当する環境関連法規 違反・訴訟等の有無
過去 現在
1 廃棄物処理法 無し 無し
2 水濁法 無し 無し
3 浄化槽法 無し 無し
4 フロン破壊回収法 無し 無し
5 省エネ法 無し 無し
6 消防法 無し 無し
7 グリーン購入法 無し 無し
8
神奈川県生活環境の保全に関する条例 無し 無し
9 小田原市豊かな地下水を守る条例 無し 無し
10 PCB廃棄物特別措置法 無し 無し
 *当社が実施した遵守評価の結果、過去3年間の上記環境関連法規制の違反及び利害関係
   者からの指摘、訴訟はありませんでした。

8. 代表者による全体評価と見直しの結果
  (1)活動結果として7項目中2項目が例えば電気使用量の年間としては○だが月ごとでは×の
    月があるのでその原因を明確ししておくこと。
  (2)3月11日の震災後東京電力から15%を目処に電気契約を変更のご協力が来ていたが方策
     を検討し回答をだすようにすること。
  *その後超冷凍庫の解体撤去も交え今後LED照明の検討から194kwhの年度契約を175kwh
    に変更してフィードバックした。
  (3)クレーム発生の削減については今後も物流品質向上のこともあり研究会等への参加から新たな
      施策を検討し撲滅に向かうよう指示がありました、
  (4)当社の環境経営システム見直し表により環境目標の達成状況、環境活動計画の実施及び運用
      結果、環境関連法規等の遵守状況からの環境に関する苦情や要望等について評価した結果、
      環境方針、環境目標、環境活動計画、環境経営システムを変更する旨の指示がありました。